王冠を掴め。たとえ悪魔になってでも。
幾多の犠牲、陰謀、絶望――王座を巡る戦いの果てにリチャードが手にしたものとは。
運命に導かれ、翻弄された「愛」の物語、開幕。
≪ストーリー≫
中世イングランド。ヨーク家とランカスター家が王位争奪を繰り返す薔薇戦争時代。
ヨーク家の三男として生まれたリチャードは、母からは「悪魔の子」と疎まれる一方、
同じ名を持つ父からは真っ直ぐな愛情を受けて育っていた。
リチャードの願いは、この世の光である父・ヨーク公爵が王位に就くこと。
だがリチャードの純粋な願いは、イングランドに戦乱の嵐を招くことになる。
さらにリチャードは、男女二つの性を持って生まれたという秘密があった。
誰にも明かせぬ秘密を胸に秘めたまま、リチャードもまた戦いの渦中に巻き込まれていく。
そこで待つのは愛の温もり、絶望の痛み。
痛ましくも美しい邂逅と別離が、「悪」の道へとリチャードを誘っていく――。
≪収録内容≫
◆6話収録
■第7話 「Even if I sin...」
囚われの身となった兄・エドワード。エドワードの救出に向かうリチャードは、
そこでランカスター家のエドワード王太子と出会う。
互いに身分を隠しながら、行動をともにする2人。
道中、エドワード王太子はリチャードに問う。
「お前は、願ったことはないのか?たとえ罪を犯してでも、何かを手に入れたいと――!」。
その言葉はリチャードの心に静かに響いた。
そして2人は、エドワードが囚われるミドラム城に到着する。
■第8話「Even alone, it wasn’t frightening. Rather... the loneliness has been kind ever since losing Father」
再び王座へと返り咲いたヘンリー六世。
だがそれは彼にとって心を苛む日々の再来だった。
一方、エドワードはリチャードに、ウォリックとランカスター家に与した弟・ジョージに対し、
最後通告としてヨーク家の旗を届けることを命じる。
密かに行動していたリチャードたちだったが、
ランカスター派の貴族にヨーク派であることがばれてしまい、剣を交えることになる。
戦いで傷を負ったリチャードは、巡礼に出ていたヘンリーと思わぬ再会を果たす。
■第9話「I remember when Christmas was approaching. The time when I lost Father.」
月明かりの森の中、リチャードとヘンリーを夜の闇が包む。
だが2人だけの時間は長くは続かない。
迎えに来たケイツビーとともにリチャードは去っていく。
「約束しよう。あの木の下で、また会おう」と声をかけるヘンリー。
リチャードは交錯する様々な感情を押し殺し再会を約束すると、ジョージの元へと向かっていく。
その頃、酔った頭で自分の人生はどこで道を違えてしまったのか自問していたジョージは、
父・ヨーク公爵の亡霊を目の当たりする事になる。
■第10話「My name is Richard Plantagenet.」
ウォリック伯爵に、エドワード王太子との結婚を命じられたアン。
アンとエドワード王太子の間に愛はなかったが、船旅の中、互いの本音を話す事で友情が芽生え始める。
一方、ウォリック伯爵はついに戦場でエドワードと対峙する。
戦いは数で勝るウォリック伯爵が有利であったが、
ランカスター派についていたジョージが、
再びエドワード側についたことで勢力は五分五分となる。
戦況が膠着する中、リチャードはバッキンガムを自らの代役とし、
単身ランカスターの本陣へと攻め上る。
≪キャスト≫
リチャード:斎賀みつき
ヘンリー:緑川光
ヨーク公爵リチャード:速水奨
エドワード:鳥海浩輔
ジョージ:内匠靖明
ウォリック伯爵:三上哲
ケイツビー:日野聡
マーガレット王妃:大原さやか
エドワード王太子:天﨑滉平
アン:鈴代紗弓
イザベル:真野あゆみ
エリザベス:伊藤静
セシリー:久川綾
バッキンガム:杉山里穂
ジャンヌダルク:悠木碧
ナレーション:大塚芳忠
他